有機のたんぼで虫を見る

忘れないうちに
先日4日、田んぼに勉強に行って来ました。
勉強と言ってもお題目は
『虫見会』となんか楽しそうなお名前。
家族揃って気軽にでかけましたとさ
農家の田んぼをお借りしてる?のか
まだ日の浅い我々には定かなところはわかりかねるのですが
有機でやられている、との情報のみでイメージは
農家のおじさん(もしくはおばさん)でしたが
実際はスクリーンを使ってたんぼの生き物の説明から始まる
かなりインテリな印象のおじさんでした。
さて、田んぼのどこを見るか、なにを見るかをレクチャーしてもらい
田んぼへゴー!
見る場所は稲の上空・稲の上方・稲の中ほど・水面の上・水の中
虫は住み分けをしているとのことで
目を凝らして眺めると面白い虫ムシパラダイス♪
変な生き物だな~ムシってなんだ?その足6本ってどうなってんの?
水中で蠢くちっこいのはなんか小さい宇宙みたいで
ぼ~~~としてしまい、もうちょっとで寝そうだった大人ですが
子供ら大ハッスル!
虫とり網振り回して走り回って田んぼに分け入って
カエル追いかけて
ワタシャ君らが道端に置いてたジャンボたにしを踏んづけちゃいましたよ!
グヂャぁ~っていいましたよ、足の裏で(泣)
そんなこんなで、虫とり終了後
またまたレクチャー
採取した虫達を
益虫・害虫・ただの虫
に分別
フムフム・・へ~と思った事に
田んぼの中には害虫はほんのぽっちりで
あとは益虫とただの虫ばかり
ふ~ん、そうなんだ。とパネルを見ながらみんなでフムフム
あ~なんだっけ忘れかけてるなぁ
で、先生(農家のおじさん)のお話
『薬で害虫を殺しますすると、ただの虫と益虫も一緒に死んでしまいます
そして、害虫には薬を撒くと耐性ができてしまうので
害虫はまた増えてきます。
でもその時には益虫はいなくなっています。
そうすると、害虫に対してもっと強い薬をまくんです』
という悪循環が起こってるんだって。
へ~そうか、わかりました。
そして先生のひとこと
『うちは農薬も化学肥料もやってないから実が少ない小さい?(ちょっと忘れかけ)
 だからおいしいですよ』
で、家庭菜園に燃えてる店長が
『?肥料をあげないでおいしい?小さいのに?』
と食らいつきました
先生『そうですね。肥料をあげると実が大きく、沢山とれますよ(みたいな感じ)
 でも、味がよくなるわけではないですね。沢山収穫したい、大きくしたいために
どんどん肥料をあげる、栄養や味は落ちる(みたいな感じ)人間と同じですよ。
 農薬も肥料も人間の欲から来てますね』
稲3株でだいたい3000粒のお米がとれるそうです。
3000粒のお米でお茶碗一杯のごはんになるそうです。
それが適量
それ以上欲しい、見栄えのいい物が欲しい
大きい物が欲しい
そんな人間の欲が農薬や化学肥料を産む
農薬や化学肥料で育った食物が本当に体を育むのに
よい作用をもたらすのか、と改めて考えるいい機会だったな。
農家のおじさん・・と思っていたら
公立の学校の教師をされていたそうで流石の授業でした。
店長になんとか肥料をあげるのをやめるように説得しようと
頑張っていたオクですが、なかなか上手に説明できず
う~ん、適当な自然農の知識じゃいかんな。
賢治の学校でもっと勉強しとけばちゃんと話が出来たのに~
と思っていたところで、このお話を聞いて良かった!
店長が肥料購入をやめました。
先生の手を見ていたく感動したようで
『俺の手は綺麗だ・・こんな手じゃないんだ・・』
と繰り返していました。
『なんか、色々つながってきた』
などと言ってました。
『私達はどこに向っているんだろうね。』
なんて話ながら帰ってきました。
虫かごいっぱいの虫さん達
逃がしてあげるのは嫌だいやだ!と泣いたルンルン君ですが
最後はちゃんとバイバイできました。
どこへ帰っていったのか?と何度も聞かれて
元の場所じゃないかな~と適当な事を言ったのがあだとなり
しつこく元って何?場所って何?どこへ行ったの?
エンドレス3歳児何ナニ攻撃でした。
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