虎の威を借る狐
さっきまで、たぬきだと思ってました
キツネだったのか
日々、学びですな(アホなだけ)
ということで
我が家のニワトリを見て考える
人間の進化というか
人間が人間たらしめるのはなんだろう?
ですな。
我が家のニワトリ、特に古参のトップ4がおりまして
トップ・・・雄鶏 (仮名;ジョン)
2位・・・雄鶏のお気に入り(仮名:サラ)
3位・・・お気に入りの三下(仮名:メグ)
4位・・・嫌われ者(仮名:ベティ)
ということで、この人間模様というか
ニワトリ模様を観察してると
日が暮れるぐらい飽きません。
面白すぎです。
サラ・メグ・ベティの女子三人組の夫は
ジョンです。
でも、この三人はジョンが大嫌い
横暴でドメスティックバイオレンスを振るうからです。
おかげで三羽は背中が禿げてしまい血が滲むほどに
そんなジョンから身を守るために
彼女達はある施設に身を寄せ合って生活しています。
施設とはいえ、すぐそばの金網越しにジョンがいるのです。
さて、肝心のジョンは女性陣が自分の事を嫌っているなんて
つゆとも思っていません。
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ある日のジョン
『俺様、一番、強い、かっこいい』
『金網越しにガ~ル達が熱い視線を送ってるぜ』
ある日、施設の管理人が掃除したり食事のお世話で
俺のガ~ルが
『キャッ!入ってこないで~びっくりよ☆』
なんて声を出しました。
俺のガ~ルが危ない!!管理人を攻撃するぞ
キ~~ッツク!!管理人がひるんでるぜ!!
オイオイ、ガ~ル達が
『ジョン♪かっこいい~シビレル~』
と視線を送ってくるぜ~
仕方ない
俺の事を待ってる ガ~ル達に飛び乗り
交尾をしてやるか
ガ~ル達は悲鳴をあげて嫌がってるフリをするけど
俺の事が好きなのはわかってるんだよ
嫌よ嫌よも好きのうちなんだから!
オイ、サラ!俺の事がスキなんだろう~
そんなこんなでガ~ルを追ってると
何故か俺様を
施設の管理人が追い出そうとするけれども
俺がこのガ~ルを守ってやってるんだぜ☆忘れんなよ☆
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ある日のサラ
金網越しにジョンが見てるわ
私の事、大好きなのよね
『ね~メグ、またジョンが私の事見てるわ キモっ!
あ~、毎日つまんないわ~
ね~そろそろ ご飯でも一緒にしましょ~
やだ!ベティが先に食べようとしてるわ!
ちょっと~私、ジョンのお気に入りなのよ!
あんた、どきなさいよ』
ベティはずごすご隅の方に逃げて行きます
メグはサラのやや後ろか横に並ぶように付いてまわります。
『そうだ、メグ~今日も一緒に砂浴びしない?いつもの特等席♪』
サラはメグをともなって二人分の場所を確保します
ベティがそこで砂を浴びようとすると
必ず
『あなた、私が誰だかわかってるの?ジョンのお気に入りなのよ』
サラはご機嫌です
たまに金網ごしにジョンのそばに行って
『会いたいわ~金網さえなければね』
なんて甘い言葉をかけてやれば
ジョンは単純なので
『いつでもお前を思ってる』
なんて気持ち悪いけど、ちょっと嬉しい事を言ってくれます
サラは毎日、ある時間になると
『やだ~んも~。産みたくなっちゃった~』
と産卵場所で卵を産みます。
メグも時間になると、産卵場所で卵を産みます。
サラはメグには産卵場所を空けてやります。
だって、仲良しだもんね。
ベティが卵を産む時には
産卵場所を開けてやりません
ベティは仕方なく
そこらへんの隅の方で卵を産みます
サラはベティが卵を産むのが気に入りません。
『あんた、生意気なのよ!ジョンの子供でも欲しいと思ってるの?』
と叫んで、ベティの卵を突き、食べてしまいます。
ベティは、ただ隅のほうで
とさかをうなだれるのみ
でも、サラはご機嫌です
と、突然管理人が施設の中まで入ってきました。
『キャッ!入ってこないで~びっくりよ☆』
管理人のことは嫌いじゃないけど
サラは中に入ってこられるとびっくりするのです
今日は声が大きかったのか
管理人にスキがあったのか
ジョンが入り込んできました
サラは心の中で叫びます
(ヤバイ!!!)
これは、サラの最大の危機です
いつも好きなそぶりを見せて
ジョンには最大限の勘違いをさせているもので
一番に狙われるのはサラなのだから
『やめて!近寄らないで!!!!!』
という言葉はもうジョンの耳には入りません。
ジョンの目にはサラしか映っていないのだから・・・・
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なんて、見ていると日曜日が終わるというww
イヤイヤ、どっかでやってる昼ドラが
繰り広げられておりますな~
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